生命保険料の引き上げ

マイナス金利政策の影響で各保険会社の運用が厳しくなり、4月以降、生命保険料について10~20%の値上げが予定されています。
積立型の商品の一部はすでに販売停止になっており、今後も販売停止対象商品は増えると思われます。

生命保険会社は、一言で言えば、顧客から預かった保険料を予定利率(契約者と約束した利率)で運用し、その運用益を保険金、解約返戻金、満期返戻金に充当しています。

この予定利率は、国が決める標準利率が目安になっていて、現在1.0%ですが、2017年4月以降、0.25%になることが決定しています。そのため、各生命保険会社は保険料を引き上げ、貯蓄性の高い商品については販売停止せざるを得なくなる訳です。
2016年4月には、金融庁が定めた標準利率が1.0%に下がったため、予定利率2.0%を維持することが難しくなり、大手生命保険会社が円建て一時払い終身保険の販売を休止する、あるいは一時払い終身の販売を停止しています。また、一時払い定額個人年金の販売を停止した保険会社もありました。
今年3月中には、各生命保険会社の方針が決定すると考えられますが、保険料率アップ、または販売停止商品が増えることは間違いなさそうです。
生命保険の見直し、新規契約を検討されている方は、早めに相談いただきたいと思います。

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保険見直し本舗

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